また会いたくて

「またね」って
別れを優しく包む言葉だなと思います。
あまり深く考えずに使うこともあるけれど
誰かと別れるとき
この言葉が一番しっくりくるのです。
学生の頃の卒業式。
これで本当にみんなバラバラになるんだと思ったら
「さようなら」はちょっと切なすぎて
「またね」としか言えませんでした。
たぶん、もう会わないかもしれない
って思ってたのに。
お盆に祖母の家を訪ねた時。
「またね」って笑って言ったけれど
あれが最後になる予感が
どこかにあった気がします。
旅先でちょっと仲良くなった人にも
「またどこかで」って、つい言ってしまう。
会える可能性なんてほとんどないのに
不思議ですよね。
きっと今日も、どこかで誰かが
「またね」と言って別れてる。
それぞれの「またね」が
誰かの優しい記憶になれたらいいな、と思います。
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