朝、目が覚めた瞬間に、
仕事のことが頭に浮かぶ。

身体が重く、布団からなかなか起き上がれない。
職場へ向かうことを考えると、気持ちが沈んでしまう。

「行かなければ」
「休むわけにはいかない」
「今日も何とか乗り切らなければ」

そう自分に言い聞かせながら、
毎朝、仕事へ向かっていませんか?

職場に着けば、何とか仕事はできる。
周囲とはいつも通りに話している。
頼まれたことにも対応している。

そのため、自分でも、

「まだ働けているから大丈夫」
「これくらいでつらいと言ってはいけない」

と思ってしまうことがあります。

けれど、仕事に行けていることと、
心や身体に余裕があることは同じではありません。

仕事へ向かうために、
毎日とても大きな力を使っていることもあります。

ここでは、仕事に行くのがつらくなっている時、
心の中で何が起きているのかを整理しながら、
これからどのように考えていけばよいのかを一緒に見ていきます。

仕事に行くまでがしんどい朝があります

目が覚めた瞬間から、仕事のことを考えてしまう

朝、目が覚めると同時に、

今日の仕事。
上司とのやり取り。
終わっていない業務。
職場で会わなければならない人。

さまざまなことが頭に浮かぶことがあります。

まだ一日が始まっていないのに、
心の中では、すでに仕事が始まっている。

その状態が続くと、
朝の時点ですでに疲れてしまいます。

「また今日も始まる」と思うだけで、
胸が重くなったり、身体が動きにくくなったりすることもあります。

通勤の途中で、職場へ近づくほど苦しくなる

家を出るまでは何とか動けても、
職場へ近づくにつれて緊張が強くなることがあります。

駅に着いた時。
会社の建物が見えた時。
駐車場へ入った時。
職場の扉を開ける直前。

その場所が近づくほど、
身体がこわばったり、気持ちが沈んだりする。

仕事の内容だけではなく、
職場に入った瞬間から始まる緊張に、心が反応しているのかもしれません。

日曜日の夕方から気持ちが重くなる

休日は少し気持ちが落ち着いていても、
日曜日の夕方頃から、翌日の仕事が気になり始めることがあります。

まだ休みは終わっていないのに、
心はすでに月曜日へ向かっている。

明日の予定を考える。
職場で起きそうなことを想像する。
休みの間にできなかったことを責める。

そうして、休日の最後まで仕事に気持ちを奪われてしまうことがあります。

仕事から離れている時間にも心が休まらない状態が続くと、
疲れを回復することが難しくなっていきます。

「休みたい」と思う自分を責めてしまう

本当は休みたい。
けれど、自分が休めば周囲に迷惑がかかる。

同僚も忙しい。
自分だけ休むわけにはいかない。
これくらいで休んだら、弱いと思われるかもしれない。

そんな思いから、
つらさを押し込めて出勤を続けることがあります。

けれど、休みたいほどつらくなっている時、
その気持ちには何か理由があります。

責めて押し込めるのではなく、
今の心や身体が、どのような状態にあるのかを知るための手がかりとして見ていくことが大切です。

なぜ仕事に行くのがつらいのか、自分でも分からないことがあります

朝になるとつらい。
仕事に行くまでがしんどい。

けれど「何がそんなにつらいの?」と聞かれると、うまく答えられないことがあります。

仕事量が多いのか。
職場の人間関係に疲れているのか。
上司とのやり取りが負担なのか。
何か失敗してから自信をなくしているのか。
それとも、いくつものことが少しずつ重なっているのか。

原因が一つに決められないこともあります。

このページでは、無理に理由を決めることよりも、まず「仕事へ向かうこと自体がつらくなっている」という今の状態を大切にします。

話していく中で、負担の中心が見えてきた場合には、それぞれのテーマをさらに整理していくことができます。

職場の人間関係が大きな負担になっている方
▶ 職場の人間関係に疲れてしまったとき

上司との関係がつらさの中心になっている方
▶ 上司との関係に悩んでいるとき

休職や復職を具体的に考え始めている方
▶ 休職・復職を考えているとき

仕事を辞めるか続けるかまで迷っている方
▶ 仕事を辞めるか迷ったら

「まだ仕事には行けているから」と、つらさを小さくしなくてもよいときがあります

職場へ着けば、仕事はできている。
周囲とも話している。
頼まれたことにも対応している。

そのため「本当に無理なら仕事になんて行けないはず」と思うことがあります。

けれど、見るのは「出勤できているか」だけではありません。

仕事へ行くために、毎朝どのくらいの力を使っているのか。
帰宅したあと、どのくらい疲れ切っているのか。
休日に仕事から気持ちを離せているのか。
以前できていたことが、今は難しくなっていないか。

そうしたところにも、今の負担は表れることがあります。

また、眠れない、食事が取れない、涙が止まらない、強い不安や動悸が続く、日常生活そのものが難しくなっているなど、心身への影響が強い場合には、医療機関へ相談することも大切です。

カウンセリングと医療のどちらか一方だけを選ぶ必要はありません。

現在の状態に合わせて、必要な支援を利用していくことができます。

「仕事に行くのがつらい」と感じているところから、お話しいただけます

仕事に行くのがつらくても
「なぜなのか、自分でもよく分からない」ということがあります。

人間関係なのか。
仕事そのものなのか。
疲れているだけなのか。
自分の気持ちの問題なのか。

一人で考えていると、理由を探すほど分からなくなることもあります。

カウンセリングでは、最初から原因をきれいに説明していただく必要はありません。

「朝になるとつらい」
「仕事に行くまでがしんどい」
「職場に着けば何とか働けるけれど、毎朝かなり苦しい」

というところからお話しいただけます。

話していく中で、

何を考えたときに特に気持ちが重くなるのか。
いつ頃から朝がつらくなったのか。
仕事以外の時間にも、どのくらい影響が出ているのか。
どんなことを一人で我慢してきたのか。

を一緒に整理していきます。

すぐに「休む」「辞める」「続ける」という結論を出すことを目的にはしません。

まず今、自分に何が起きているのかを少しずつ言葉にしていく時間です。

ご相談は、心理カウンセラー柴垣友佳里がお受けしています。

オンラインでは全国からご相談いただけます。

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