外に出た方がいいと思っている。
働いたり、学校へ行ったり、人と関わったりしたい気持ちもどこかにある。

けれど、実際に外へ出ることを考えると不安が強くなったり、人に会うことを想像しただけで疲れてしまったりすることがあります。

家で過ごす時間が長くなるにつれて、生活のリズムが変わったり、家族と顔を合わせることに気まずさを感じたり、「このままでいいのだろうか」と将来への焦りが大きくなることもあります。

それでも、何から始めればいいのか分からない。

ひきこもりと呼ばれる状態の中には、一人ひとり違った経験や気持ちがあります。

このページでは、期間や形に当てはめることよりも、今の生活の中でどんなことがつらくなっているのかを見ていきます。

ひきこもりが続いているとき、こんな感覚がありませんか

外に出ようとすると、不安や怖さが強くなる

「今日は少し外へ出てみよう」と思っていても、時間が近づくにつれて気持ちが重くなる。

玄関まで行って戻ってしまったり、人に見られることや誰かと顔を合わせることを考えると、外へ出る気持ちがしぼんでしまったりすることがあります。

行きたい気持ちと、動けない感覚が同時にあるため、自分自身でも戸惑うことがあります。

人と会うことや、話すことに疲れてしまう

久しぶりに人に会うと、何を話せばいいのか考え続けてしまう。

「今何をしているの?」と聞かれることが怖かったり、相手の表情や反応が気になったりして、人との時間そのものが大きな負担になることがあります。

人と関わるたびに緊張が続いてきた方では、一人でいる時間の方が安心できるようになることもあります。

人の反応を強く気にしてしまう感覚については、こちらでもお伝えしています。

▶ 人の顔色を気にしてしまうとき

働きたい、学校へ行きたい気持ちはあるのに動けない

「そろそろ働かなければ」
「学校へ戻った方がいい」
「何か始めなければ」

そう考えるほど、やるべきことが大きく見えてしまうことがあります。

仕事を探す、応募する、面接へ行く。
学校へ連絡する、朝起きる、人のいる場所へ行く。

一つひとつを考えているうちに圧倒され、結局その日も動けなかった、ということもあります。

将来を考えているからこそ、焦りが強くなり、その焦りがかえって今の一歩を重くすることがあります。

昼夜逆転など、生活のリズムがずれていく

家で過ごす時間が長くなると、起きる時間が少しずつ遅くなり、夜に眠れず、昼頃まで眠るようになることがあります。

食事や入浴の時間も一定しなくなり、「生活を戻したい」と思いながら、どこから整えればいいのか分からなくなることもあります。

生活全体を一度に変えるより、今どんな一日を過ごしているのかを見ていくことから始められます。

家族に申し訳なさや気まずさを感じる

家族が心配していることは分かっている。

だからこそ、
「いつまでこうしているの」
「これからどうするの」
と聞かれることが苦しくなったり、顔を合わせること自体を避けたくなったりすることがあります。

申し訳なさ、焦り、腹立たしさ、分かってほしい気持ち。

いくつもの感情が家族との間に重なっている場合もあります。

一人でいたいのに、孤独も感じる

人と会うことは疲れる。
一人でいる方が落ち着く。

それでも、夜になったときや、誰とも話さない日が続いたときに、強い寂しさを感じることがあります。

「人とは関わりたくない」と「誰かとつながっていたい」が、同時に心の中にあることもあります。

▶ 孤独感がつらいとき

外との距離が広がっていく背景は、人それぞれです

人との関係や集団の中で、心がすり減ってきた

学校、職場、友人関係、家族関係。

人と関わる中で緊張する時間が長かったり、傷つく経験が重なったりすると、人との距離を取ることで心が落ち着くことがあります。

家にいることが、自分を守り、少し安心できる過ごし方になっている場合もあります。

失敗や評価されることへの不安が大きくなっている

「またうまくいかなかったらどうしよう」
「人からどう見られるだろう」
「今さら何を始めても遅いのでは」

動き出そうとしたときに、さまざまな考えが浮かぶことがあります。

考えれば考えるほど、最初の一歩がとても大きなものに感じられることもあります。

心や体の疲れ、気分の落ち込みが重なっている

起きても疲れている。
何もする気になれない。
以前楽しめていたことにも気持ちが向かない。

そんな状態が続いていると、外へ出たり、人と関わったりするための力も出にくくなります。

気分の落ち込みや「何もしたくない」という感覚が強い方は、こちらもご覧ください。

▶ うつ・気分の落ち込みが続くとき

家で過ごす時間が長くなるほど、再び動くことが大きく感じられる

家で過ごす生活に慣れてくると、「外に出る」という行動そのものが以前より大きな出来事に感じられることがあります。

さらに、時間がたつほど「もう何年もこうしている」「今さら何をすればいいのだろう」という思いも重なっていきます。

必要なのは、いきなり以前の生活へ戻ることよりも、今の位置から次にできることを考えていくことです。

今いる場所から始められることがあります

一日の生活を、小さな単位で見てみる

「生活を立て直す」「働く」「外に出る」と考えると、大きすぎて動きにくくなることがあります。

まず起きる時間を見る。
食事を一回とる。
カーテンを開ける。
着替える。
家の中で少し体を動かす。

小さな単位で今の生活を見ると、「ここなら少し変えられそう」という場所が見つかることがあります。

外出より先に、人とのつながりを作ることもできます

外へ出ることだけが、人とのつながりを作る方法ではありません。

メッセージを一通返す。
電話で少し話す。
オンラインで誰かと話してみる。

自宅にいながら外の人とつながることも、一つの選択肢です。

「人と話してみたいけれど、相談室まで出かけることが負担」という方には、オンラインカウンセリングもご利用いただけます。

▶ オンラインカウンセリングについて

将来を一度に決めず、今困っていることから整理する

ひきこもりが続いていると、

「仕事をどうするか」
「学校へ戻るか」
「この先どうやって生活するか」

と、人生全体を一度に考えたくなることがあります。

けれど、その前に「今一番苦しいことは何だろう」と見てみると、取り組むことが少し具体的になります。

眠れないことなのか。
家族との関係なのか。
人に会う怖さなのか。
将来への焦りなのか。

今の困りごとが見えてくると、次に考えることも少しずつ見つけやすくなります。

自宅から受けられるオンラインカウンセリング

ひきこもりについて誰かに相談したいと思っても、相談するために外出すること自体が大きな負担になることがあります。

オンラインカウンセリングでは、ご自宅など、ご自身が過ごしている場所からお話しいただけます。

「これからどうしたいのか分からない」
「家から出ることを考えると怖い」
「働きたい気持ちはあるけれど動けない」
「家族との関係がつらい」

そうした今の状態からお話しいただけます。

最初の目標を外出や就労に決めるのではなく、まず今どんな毎日を過ごしていて、何に苦しさを感じているのかを一緒に整理していきます。

カウンセリングで一緒に整理できること

ひきこもりが続いている背景には、人間関係、仕事や学校での経験、心身の疲れ、自分への自信、家族との関係、これからへの不安など、いくつものことが重なっている場合があります。

カウンセリングでは、今の生活をどのように過ごしているのか、どんなときにつらさが強くなるのか、これまでどんなことがあったのかを、お話を伺いながら一緒にたどっていきます。

そして、今の自分に使える力や、これからどんな生活を望んでいるのかを見ながら、次の一歩を考えていきます。

外へ出ること、人と関わること、仕事や学びを始めることも、ご本人が考えていきたいと思ったタイミングで、その現実的な方法を一緒に整理していきます。

▶ 個人カウンセリングについて

心や体のつらさが強くなっているとき

ひきこもっている期間の中で、眠りや食事が大きく崩れている、強い気分の落ち込みが続いている、日常生活そのものを送ることが難しくなっている場合には、医療機関への相談も大切です。

また、現実との区別がつきにくい体験がある、自分を傷つけたい気持ちや「死にたい」「消えてしまいたい」という気持ちが強くなっているときは、心療内科・精神科などの医療機関、救急、公的な相談窓口など、今の状態に対応できる支援につながることを優先してください。

生活、就労、経済面など具体的な支援が必要な場合には、自治体や地域のひきこもり支援機関などを利用する方法もあります。

カウンセリング、医療、公的な支援には、それぞれ違う役割があります。今の状態に合う支えを組み合わせながら、これからを考えていくことができます。

ご家族がこのページをご覧になっている場合

ひきこもっているご本人のことを心配しながら、「どんなふうに声をかければいいのだろう」「このまま見守っていていいのだろう」と悩んでいるご家族もいらっしゃると思います。

ご本人がすぐにカウンセリングを希望されていない場合には、ご家族から先に相談していただくこともできます。

今のご本人の様子、ご家族とのやり取り、ご家族自身が抱えている疲れや不安などを整理しながら、今できる関わり方を一緒に考えていきます。

▶ ファミリーカウンセリングについて

今いる場所から、これからのことを考えていく

長く家で過ごしていると、「何年も止まってしまったように感じる」「どこから始めればいいのか分からない」と思うことがあります。

けれど、これからについて考える時間は、外へ出たときだけに始まるものではありません。

今どんなことを感じているのか。何が怖いのか。本当はどんな生活を望んでいるのか。

今いる場所で言葉にしていくことから、これからを考え始めることができます。

ご相談は、心理カウンセラー柴垣友佳里が直接お受けしています。

対面でのご相談のほか、ご自宅から受けられるオンラインカウンセリングもご利用いただけます。

▶ 空き日程を確認して予約する

▶ お問い合わせはこちら

ご予約前に確認しておきたいことがある場合は、LINEもご利用いただけます。

▶ LINEのご案内はこちら

───────────────

◉ ご案内

初めての心理カウンセリング
初めての方へ|カウンセリングを受ける前に知っておきたいこと
オンライン
オンラインカウンセリング|ご自宅から、安心して話せる時間
ご案内
料金のご案内
心理カウンセラー柴垣友佳里
カウンセラー紹介
心理カウンセリング
11,000円(税込)
お一人でカウンセリング
90分/一回
場所:レンタルルーム・オンライン・ご自宅への訪問・カフェ等で承ります。
学生カウンセリング
8,800円(税込)
学生様(22歳まで)のカウンセリング
90分/一回
場所:レンタルルーム・オンライン・ご自宅への訪問・カフェ等で承ります。
カップルカウンセリング
16,500円(税込)
ご夫婦・恋人・親子でのカウンセリング
120分/一回
場所:レンタルルーム・オンライン・ご自宅への訪問・カフェ等で承ります。

カウンセリングのご予約

スケジュールカレンダーにて、ご予約可能な日程をご確認いただけます。