負けるが勝ち
柴垣 友佳里
毎日の生活の中で
自分の思い通りにならない
状況になったとき
どんな方法を
とることが多いでしょうか？
・解決のための情報収集をする
・相談できる人に話す
・仕方がないとあきらめる
・他のことをして気を紛らわす
等々
人によって
やりがちな行動パターンが
あるかもしれません。
状況によって
変わることも
あるかもしれませんね。
【負けるが勝ち】
ということわざがあります。
“一時は相手に勝ちをゆずり
しいて争わないのが
結局は勝利をもたらす”
という意味ですね。
ただ諦めたり
ゆずったりするだけ
とのちがいは
“先を見据えた上で
あえて一旦引く”
というところなのかな
と思います。
でも
“負けるが勝ち”と言われても
なかなか簡単には
そうはできないものです。
“負ける”という
言葉のイメージも
あまりよくありませんね。
相手がいる場合は
自分が相手に
屈服させられるかのような
気分にもなってしまいます。
ただ
物事が思うように進まない時
一旦手を引いて
しばし様子を見ていると
流れが良い方に変わってくる
ということがあるのも事実。
困難と感じることが
起きているときは
今すぐどうにかしようと
必死になるのでもなく
全くあきらめて
手放してしまうのでもなく
一旦引いて
しばし成り行きを見守ってみる。
そういったことも
選択肢の一つとして
抵抗なくできるようになると
ずいぶん気持ちが
ラクになるかもしれません。
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