
信じていた相手の浮気や不倫を知ったとき、それまで当たり前だと思っていた日常が、急に違って見えることがあります。
いつからだったのか。
どこまで本当なのか。
自分と一緒にいた時間にも何か隠されていたのか。
考え始めると次々に疑問が浮かび、相手の言葉をそのまま受け取れなくなることもあります。
仕事や家事をしていてもふと思い出したり、夜になると考え続けてしまったりする方もいます。
怒り、悲しみ、悔しさ、寂しさ、不信感。
それでも残っている相手への気持ち。
いくつもの感情が同時にある中で、「離婚するのか」「もう一度関係を築くのか」まで、すぐに決めることは難しいものです。
浮気・不倫がわかったあとのカウンセリングでは、まず今起きている傷つきや混乱を整理しながら、その先にある夫婦関係について一緒に考えていきます。
浮気・不倫がわかったあと、何度も考えてしまうとき
頭から離れず、何度も思い返してしまう
何気ない時間に、浮気や不倫について知ったときの場面が浮かぶことがあります。
相手のスマートフォンが気になる。
帰宅が遅いと不安になる。
以前なら気にならなかった行動にも、「また何かあるのでは」と意識が向く。
一度揺らいだ信頼は、「もう終わったことだから」と頭で考えるだけでは、すぐには元の状態に戻りにくいものです。
何が起きたのかを理解しようとする気持ちと、これ以上考えたくない気持ちの間を行き来することもあります。
怒りと悲しみが、何度も入れ替わる
ある日は相手を強く責めたくなり、別の日には涙が出る。
少し落ち着いたと思ったあと、何かをきっかけに再び怒りが込み上げる。
「まだこんなに気にしている」と感じるかもしれませんが、浮気・不倫を知ったあとの気持ちは一直線には動かないことがあります。
特に、これまでの夫婦関係で感じてきた寂しさや怒りまで一緒に出てきている場合には、現在の出来事だけでは整理しにくくなります。
「もっと知りたい」と「これ以上知りたくない」の間で
浮気や不倫がわかると、
「いつからだったのか」
「何回会ったのか」
「相手にどんな気持ちがあったのか」
「私に話していたことは本当だったのか」
と確かめたくなることがあります。
事実を知ることで状況を理解したいという気持ちがある一方で、新しい事実を知るたびに傷つくこともあります。
また、相手に何度尋ねても、「まだ何か隠しているのでは」と感じ、質問をやめられなくなることもあります。
このようなときには、すべてを一度に明らかにしようとすることより、自分は今、何を知る必要があるのか、何を確かめたいのかを整理してみることがあります。
事実を把握するために必要なことと、不安から何度も確かめたくなることを少しずつ分けていくことで、自分の心を守りながら今後を考えやすくなる場合があります。
「自分にも原因があったのでは」と考えてしまうとき
夫婦関係がうまくいっていなかった時期があった場合、
「私がもっと優しくしていれば」
「夫婦の会話が少なかったから」
「自分に魅力がなくなったから」
と、自分の中に理由を探すことがあります。
夫婦関係に課題があったことと、浮気・不倫という行動を選んだことは、分けて考える必要があります。
夫婦の間で改善したいことがあったとしても、それを振り返ることと、浮気・不倫についての責任まで自分が背負うことは同じではありません。
カウンセリングでは、「誰が悪いか」だけを考え続けるのではなく、今回の出来事によって自分が何を失ったように感じているのか、何に一番傷ついているのかを見ていきます。
許せるかどうかを、今すぐ決めなくてもよいときがあります
浮気・不倫がわかったあと、「許すのか、許さないのか」という問いを自分に向けることがあります。
けれど、関係を続けることと、すぐに許せることは同じではありません。
一緒に暮らしながら考えることもあります。
相手の行動をしばらく見ながら、自分の気持ちを確かめることもあります。
これからを考えるために、
相手が今回のことをどう受け止めているのか。
同じことを繰り返さないために、どんな行動を取ろうとしているのか。
自分が安心を取り戻すためには何が必要なのか。
そうしたことを一つずつ見ていくことができます。
「許せる人になること」を目標にするよりも、自分がこれから安心して関係を続けられる条件は何なのかを考えることの方が、今後の選択につながる場合があります。
関係を続けるか、離れるかを、今すぐ決められないとき
浮気や不倫がわかったからといって、その瞬間に夫婦関係をどうするか決められるとは限りません。
裏切られたことへの怒りがある。
それでも、まだ相手への気持ちも残っている。
子どものことや生活のこともある。
このまま一緒にいてよいのかも分からない。
いくつもの気持ちや現実が重なっていると、「離婚するのか」「関係を続けるのか」という大きな問いだけを考えていても、答えが行き来することがあります。
まずは、
今回の出来事で、何に一番傷ついているのか。
相手に何を確かめたいのか。
これからの関係を考えるために、何が必要なのか。
というところから整理していくこともできます。
離婚や別居そのものについて考え始めている方はこちらをご覧ください。
もう一度関係を築きたい気持ちがあるとき
浮気・不倫があったあとでも、
「できることなら、もう一度夫婦としてやっていきたい」と感じる方もいます。
けれど、関係を続けると決めたからといって、すぐに疑いや不安がなくなるわけではありません。
相手が今回のことをどう受け止めているのか。
これからどんな行動をしていくのか。
傷ついた気持ちを二人の間でどう扱っていくのか。
そうしたことを時間をかけて考えていくことになります。
再構築について考えたい段階になった方はこちらをご覧ください。
カウンセリングでは、まず今起きていることから整理します
浮気・不倫についてのご相談は、お一人から始めることができます。
相手と話すと怒りが強くなる。
何を聞きたいのか、自分でも分からなくなっている。
何度確認しても不安が消えない。
離婚や再構築を考える前に、自分の気持ちを整理したい。
そのような段階からお話しいただけます。
カウンセリングでは、「離婚した方がよい」「許した方がよい」という答えを決めるのではなく、
何に一番傷ついているのか。
何が分からないまま残っているのか。
何を信じられなくなっているのか。
これからを考えるために、自分には何が必要なのか。
を一緒に整理していきます。
話していく中で、
「浮気そのものへの怒りだと思っていたけれど、嘘をつかれていたことが一番苦しかった」
「離婚したいと思っていたけれど、本当は今すぐ結論を出したいわけではなかった」
「何度も確認してしまうのは、まだ安心できる材料が見つからなかったからかもしれない」
と、それまで混ざっていた気持ちが少しずつ分かれてくることもあります。
まずお一人で整理したい方はこちらをご覧ください。
お二人で今後の関係について話したい段階では、夫婦・カップルカウンセリングもご利用いただけます。
法律に関わることは、専門家と分けて考えます
浮気・不倫では、慰謝料、証拠、離婚条件、財産、親権など、法律上の判断が必要になる場合があります。
そうした内容については、弁護士などの専門家へ相談することになります。
カウンセリングでは法律上の判断をするのではなく、その状況の中で、
自分は何を求めているのか。
何を確かめてから決めたいのか。
これから相手との関係をどう考えていきたいのか。
という心の部分を整理します。
必要に応じて、法律の整理と心の整理をそれぞれの専門家と進めていくことができます。
「この先どうするか」より、今の気持ちが分からなくなっているときに
浮気・不倫がわかったあとには、
怒っているのに、離れたくない。
信じたいのに、疑ってしまう。
知りたいのに、これ以上傷つきたくない。
そんな相反する気持ちが何度も行き来することがあります。
その状態で、この先のことまで一人で決めようとすると、考えるほど分からなくなることもあります。
「離婚するか、やり直すか」まで決まっていなくても構いません。
「浮気・不倫がわかってから、ずっと頭から離れない」というところからお話しいただけます。
ご相談は、心理カウンセラー柴垣友佳里がお受けしています。
オンラインでは全国からご相談いただけます。
対面をご希望の方には、愛知県・岐阜県の対応地域や名古屋市などでお受けしています。
個人カウンセリングは、90分 11,000円(税込)です。
夫婦・カップルカウンセリングは、120分 16,500円(税込)です。
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