過去の忘れ物

心がもやもやしたり
何かが引っかかっているように感じたりして
どうにも前に進めないとき。
そんなときは、
何かがまだ終わっていないという
心のサインなのかもしれません。
気づかないふりをしていても
心のどこかで
過去の出来事に
ふたをしているのかもしれませんね。
「もういいよね」
「忘れたことにしよう」
「なかったことにしておこう」
そんなふうに
自分を守るために
心にそっとカバーをかけることは
きっと誰にでもあること。
でも、不思議と
自分では忘れたつもりでも
その出来事は静かに
存在を主張してきます。
未完了の記憶というのは
ただ置き去りにされて
消えていくのをよしとせず
「ちょっとだけでいいから、こっち向いて」と
小さな声で呼びかけてくるようです。
振り向くのはこわい。
何かおそろしいものが待っているような気がして
つい目をそらしたくなってしまう。
でも、覚悟を決めて
そっと振り返ってみたとき
「あれ?」と思うくらい
なんでもないものだったりもするのです。
過去と向き合うとは
「あの時、私、つらかったんだよね」と
自分に優しく声をかけることから
始まるのかもしれません。
「たたかう」のではなくて「対話する」。
そう思うと
少しだけ穏やかな気持ちで
過去を見つめられる気がしてきます。
そして
勇気を出して向き合えた自分自身を
ぎゅっと抱きしめたくなるような
そんな日がきっと来る。
そう信じていたいと思うのです。
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