予約ページを開いたものの、
申し込むところまでは進めず、画面を閉じてしまう。

相談してみたい気持ちはある。
けれど、本当に受けるほどの悩みなのか分からない。

もう少し自分で考えた方がよい気もする。
知らない人に自分のことを話すのは、少し怖い。
受けたあと、何度も通うことになるのではないか。

そんなふうに、カウンセリングを受けるかどうか迷うことは、決して珍しいことではありません。

迷っているからといって、相談する必要がないとは限りません。

むしろ、

「今のまま一人で考え続けてよいのだろうか」
「誰かに話した方がよい気はするけれど、まだ決めきれない」

という気持ちがあるからこそ、簡単には申し込めないのだと思います。

カウンセリングを受けることは、大きな決断をすることではありません。

まず一度、自分の中にあるものを言葉にしてみる。
そして、その時間が自分に合うかどうかを確かめてみる。

そのような利用の仕方もできます。

ここでは、カウンセリングを受けるか迷っている今の段階で、知っておいていただきたいことをご案内します。

カウンセリングを迷うのには、さまざまな理由があります

「これくらいのことで相談してよいのか」と思ってしまう

大きな出来事が起きているわけではない。
日常生活も、何とか送れている。
もっとつらい人もいるかもしれない。

そう考えると、自分の悩みは相談するほどではないように感じることがあります。

けれど、カウンセリングを利用するために、悩みの深刻さを証明する必要はありません。

心がずっと休まらない。
同じことを何度も考えてしまう。
人間関係の中で無理を続けている。
気持ちを一度、落ち着いて整理したい。

そのような時にも、カウンセリングをご利用いただけます。

ほかの誰かと比べるのではなく、
「今の自分にとって、少し苦しい状態が続いている」ことが、相談を考える一つの目安になります。

自分のことは、自分で解決した方がよい気がする

誰かに頼る前に、できるだけ自分で考えたい。
もう少し頑張れば、自分で乗り越えられるかもしれない。

そう思う方もいらっしゃいます。

自分で考えることは、大切なことです。

ただ、一人で考え続けるうちに、同じところを何度も行き来してしまうこともあります。

考えても答えが出ない。
何が正しいのか分からなくなる。
気持ちが絡まり、かえって動けなくなる。

そのような時には、誰かに答えを決めてもらうためではなく、
自分の考えや気持ちを見えやすくするために、カウンセリングを使うことができます。

知らない人に話すことに、不安を感じる

これまで誰にも話していないことを、初めて会うカウンセラーに話すことに、不安を感じるのは自然なことです。

うまく理解してもらえるだろうか。
否定されたり、決めつけられたりしないだろうか。
話した内容が、外に伝わることはないだろうか。

そのような心配がある状態で、最初からすべてを話す必要はありません。

まずは、

「話すことに不安があります」
「どこまで話してよいか迷っています」

というところから始めていただけます。

相談内容の取り扱いについては、下記のページで詳しくご案内しています。

▶「相談内容の秘密は守られる?」はこちら

受ける前に、準備を整えておく必要はありません

相談内容がまとまっていなくても大丈夫です

カウンセリングを受ける前に、

何が起きたのか。
何に悩んでいるのか。
どうなりたいのか。

きちんと説明できるようにしておかなければならないと思う方もいらっしゃいます。

けれど、最初から話がまとまっていなくても大丈夫です。

「いろいろなことが重なっています」
「何が一番つらいのか、自分でも分かりません」
「うまく説明できないのですが、聞いてほしいです」

そのような言葉から始めることもできます。

お話を伺いながら、出来事・気持ち・考えていることを、一緒に整理していきます。

▶「カウンセリングで何を話せばいい?」はこちら

一度だけ受けてみることもできます

カウンセリングは、一度受けたら継続しなければならないものではありません。

まずは一度話してみて、

話しやすいと感じられたか。
自分の気持ちを整理できそうか。
もう少し続けて話したいと思うか。

ご自身の感覚を確かめていただけます。

一度のカウンセリングで、今後の方向が少し見えやすくなる場合もあります。

継続する場合にも、毎週と決まっているわけではありません。
ご相談内容や生活の状況、ご希望に合わせて、回数や間隔を考えていきます。

すぐに結論を出すことだけが目的ではありません

カウンセリングを受けたら、すぐに問題を解決したり、大きな決断をしたりしなければならないわけではありません。

夫婦関係をどうするのか。
仕事を続けるのか。
相手に何を伝えるのか。
これから、どの方向へ進むのか。

悩みが深い時ほど、早く答えを出したくなることがあります。

けれど、心が疲れていたり、さまざまな感情が重なっていたりする時には、まず状況を整理することが必要な場合もあります。

カウンセリングでは、答えを押しつけるのではなく、

何が起きているのか。
自分は何を感じているのか。
何を大切にしたいのか。

を少しずつ見ていきます。

このような時は、カウンセリングが役立つことがあります

同じことを何度も考え続けている

一人で考えていても、同じ問いに戻ってしまう。

「あの時、どうすればよかったのだろう」
「私が悪かったのだろうか」
「このままでよいのだろうか」

考えるほど気持ちが重くなり、何をしたいのかも分からなくなることがあります。

言葉にしながら整理することで、頭の中で絡まっていたものを、少し離れたところから見られるようになることがあります。

身近な人には話しにくいことがある

家族や友人に話せることもあります。

一方で、身近な人だからこそ、

心配をかけたくない。
相手の反応が気になる。
どちらかの味方をされると苦しい。
結論を急かされたくない。

と感じることもあります。

利害関係のない場所で話すことで、誰かに気を遣いすぎず、自分の気持ちに目を向けやすくなる場合があります。

気持ちと現実的な問題が絡み合っている

何がつらいのかを整理するだけでなく、実際にどう動くかを考える必要がある場合もあります。

相手にどのように伝えるか。
どこまで我慢を続けるのか。
仕事や生活をどう整えるのか。
今、自分にできることは何か。

カウンセリングでは、気持ちを受け止めるだけでなく、必要に応じて、現実の中で使える形まで一緒に整理していきます。

カウンセリングによって起こりうる変化については、下記のページでもご案内しています。

「カウンセリングを受けるとどう変わる?」はこちら

カウンセリングでできることと、できないこと

自分の気持ちや状況を整理することができます

カウンセリングでは、

出来事を整理する。
感情の奥にあるものを言葉にする。
繰り返している考え方や関わり方に気づく。
これから取れる選択肢を考える。

といったことを、一緒に進めていきます。

カウンセラーが人生の答えを決めるのではなく、
ご自身が納得できる方向を見つけていくための時間です。

診断や薬の処方を行う場所ではありません

カウンセリングは、医療機関での診断や薬の処方を行うものではありません。

身体や心の不調が強い場合や、医療的な診断・治療が必要だと考えられる場合には、医療機関の利用を検討することも大切です。

カウンセリングと医療機関のどちらを利用すればよいか迷っている場合には、その迷いについてお話しいただくこともできます。

合うかどうかは、実際に話しながら確かめられます

カウンセリングでは、相談内容だけでなく、カウンセラーとの相性や話しやすさも大切です。

話すペースを尊重してもらえるか。
自分の気持ちを決めつけずに聞いてもらえるか。
話したあとに、少し整理された感覚があるか。

初回のカウンセリングは、ご相談を始める時間であると同時に、安心して話せる場所かどうかをご自身で確かめる時間でもあります。

合わないと感じた場合に、無理に継続する必要はありません。

「一度受けたら続けなければならない」と考えず、まずは一度話してみる、という選び方もできます。

迷っている今の気持ちから、お話しいただけます

「受けるほどの悩みなのか分からない」
「まだ予約する決心がつかない」
「本当に話せるか不安がある」

そのような気持ちも含めて、カウンセリングの入口にしていただけます。

準備が整ってからでなければ申し込めないわけではありません。

今の段階で感じていることを、少し外の場所で言葉にしてみることで、

何に迷っているのか。
何を怖いと感じているのか。
本当は、どのような助けを求めているのか。

が見えてくることがあります。

まず一度、話してみようと思われた方は、ご都合のよい日時からお申し込みください。

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