誰かの様子を見たときに、
自分と比べてしまう。
うまくいっているように見える人と、
今の自分との差が気になって、
気持ちが沈んでいく…
そんなことはありませんか?
頭では「比べても意味がない」と分かっていても、
気づくと同じように考えてしまうことがあります。
ここでは、
他人と比べて落ち込んでしまうときに起きていることと、
その状態から少し距離をとるための関わり方をお伝えします。
こんな感覚が続いていませんか?
人と比べて自分が劣っているように感じる
周りの人の言動や結果を見て、
自分と比べてしまうことがあります。
その差が強く意識されると、
「自分は足りないのではないか」と感じてしまうことがあります。
できていない部分ばかりが気になる
本当はできていることもあるのに、
どうしても不足している部分に目が向いてしまう。
その見え方が続くと、
自分への評価が下がっていくことがあります。
比べることをやめられない
やめたいと思っていても、
ふとした瞬間にまた比べてしまう。
その繰り返しの中で、
気持ちが疲れていくことがあります。
なぜ比べて落ち込んでしまうのか
自分の位置を確認しようとする働き
人は周囲との関係の中で、
自分の立ち位置を把握しようとします。
その自然な働きがあるからこそ、
比べること自体は特別なことではありません。
一部分だけを切り取って見てしまう
他人の「良いところ」だけを見て、
自分の「足りない部分」と並べてしまう。
その見方によって、
実際以上に差が大きく感じられることがあります。
否定的な方向に解釈が偏りやすい
同じ状況でも、
「自分は劣っている」と受け取りやすい状態があります。
これは思考のクセとして、
自然に起きていることもあります。
▶ ネガティブ思考
その奥で起きていること
自分の価値を外側で測ろうとする感覚
周囲との比較によって、
自分の価値を確認しようとすることがあります。
その基準が外側にあると、
気持ちが揺れやすくなります。
他人と比べたときだけでなく、普段から
「自分そのものに価値を感じにくい」
「認められても自分を肯定できない」
という感覚が続いている方は、自己肯定感についてのページも参考になさってください。
これまでの経験からくる前提
過去の中で、
評価や比較を強く意識してきた経験があると、
その見方が今も残ることがあります。
それが無意識の前提となり、
自然と比べる流れにつながっていることがあります。
自分を守ろうとする反応
比べて落ち込むことで、
「もっと気をつけよう」とする働きが生まれます。
それは自分を守る反応でもありますが、
続きすぎると苦しさにつながります。
少し距離をとるための関わり方
比べていることに気づく
まずは、
「今、自分は比べているな」と気づくこと。
その気づきが、
思考との間に少し距離をつくります。
見えている範囲の偏りを意識する
相手の一部分だけを見ていないか、
少し視点を広げてみる。
それだけでも、
感じ方が変わることがあります。
自分の基準に戻る
周囲ではなく、
「自分はどう感じているか」「何を大切にしたいか」に意識を向ける。
その積み重ねが、
少しずつ軸を取り戻すことにつながります。
考えから離れにくくなるとき
同じ思考の中で回り続けてしまう
一度気になったことが、
何度も繰り返し浮かんでくることがあります。
その流れが続くと、
気持ちが切り替えにくくなります。
自分の見え方が固定されてしまう
同じ視点で考え続けることで、
「自分はこうだ」というイメージが強くなります。
その状態では、
別の見方が入りにくくなります。
一人で整理しきれないとき
考えを一人で整理しようとすると、
同じ前提の中で思考が回り続けることがあります。
カウンセリングでは、
思考の流れや背景にある感覚を整理しながら、
少しずつ見え方を整えていきます。
無理に変えるのではなく、
自然にバランスが戻っていく状態を目指します。
他人と比べるたびに、自分を下げてしまうときは
人と比べること自体は、誰にでも起こることがあります。
けれど、誰かの仕事、家庭、人間関係、見た目、暮らし方などを見るたびに、
「それに比べて私は」
と自分を下げることが続くと、少しずつ自分を見る目まで厳しくなっていきます。
比較していることに気づいたとき、
「私は今、この人の一部分と、自分の足りない部分を並べているのかもしれない」と少し離れて見てみることもできます。
それでも、同じように人と比べて落ち込み、自分の価値まで低く感じてしまうことが続くときには、その比較の中で何を一番つらく感じているのかを一緒に整理していくことができます。
ご相談は、心理カウンセラー柴垣友佳里がお受けしています。
個人カウンセリングは、90分 11,000円(税込)です。
対面・オンラインなど、ご希望に合わせてお受けしています。
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