当たり前の中に

誰かに褒められたとき
「そんなことないです」と
つい返してしまうことって、ありませんか?
たとえば
「気が利きますね」と言われても
「いえ、たまたまです」と答えてみたり
「丁寧ですね」と言われても
「いやいや、そんなこと…」と謙遜したり。
でも、それって
本当に “たまたま” なのでしょうか。
自分にとって自然なふるまいって
あまりにも自然すぎて
自覚できないことがあります。
だから、誰かに言われて
はじめて「あれ?これって特別だったのかな?」と
気づくことがあるんですよね。
たとえば
レジ袋をクシャッとせず
無意識にピタッと畳んで
カバンにしまう人っています。
本人は「クセなんで」と言うけれど
周りは「所作が丁寧な人だな」と
思っていたりします。
あるいは
目玉焼きをちょうどいい半熟で焼ける人も
「簡単だよ」と言うけれど
どうしても白身が焦げる
私のような人間からすれば
それは、ちょっとした
魔法のように見えるのです。
「これくらい、誰でもできるでしょ?」
そんなふうに思っている
その行動や気遣いこそが
あなたらしさなのかもしれません。
だからもし
誰かから褒められたら
"お世辞かも?" と疑うよりも
その人が
あなたの中に見つけた “素敵” を
信じてみるのもいいかもしれませんね。
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