自分に戻る時間

朝の冷たい空気の中で
コートのポケットに手を入れると
少しだけ気持ちが落ち着くことがあります。

家を出る前に飲んだコーヒーの温もりが
まだ体の奥に残っているような朝。

そんな小さなことで
「よし、今日も始めよう」と
思えることがありますね。

日々の暮らしの中で
私たちはたくさんの人と関わっています。

家族、職場、地域、さまざまな集まり…

誰かとつながっているはずなのに
ふと「自分は今、どう感じているんだろう」
と、分からなくなる瞬間はないでしょうか。

人との関わりが増えるほど
役割や立場を意識する場面も
自然と多くなっていきます。

「ちゃんとしている自分」
「期待に応える自分」

そうやって人間関係を大切にしてきた人ほど
知らず知らずのうちに
自分の感覚を後回しにしてしまうこともありますね。

その結果
誰かに囲まれていても
自分の輪郭が少しぼやけてしまうような感覚が
生まれることがあるのかもしれません。

心理カウンセリングでは
結論や答えを急ぐよりもまず
"ここに一人の人間として居ていい"
と感じられる時間を大切にしています。

そうした時間の中で
少しずつ自分の感覚が戻ってくることがあります。

人との関係が長く続いていくとき
そこにはきっと
個人としての心のやり取りが
静かに息づいているのだと思います。


集団の中にいながらも
自分が自分でいられる感覚。


それがあると、人はまた
人と関わる力を
自然に取り戻せるのかもしれませんね。

投稿者プロフィール

柴垣 友佳里
柴垣 友佳里くれたけ心理相談室(江南支部)心理カウンセラー
愛知県の江南市を拠点に、犬山市・小牧市・一宮市などで、対面カウンセリングやオンラインカウンセリングをさせていただいています。

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