決めきれない心のまま

コートのポケットに手を入れると
くしゃっとしたレシートが出てきました。

いつ入れたのか覚えていないのに
「ああ、そうだったな」と
少し前の自分を思い出すような気持ちになります。

この時期は
寒さや年明けの慌ただしさもあって
気持ちが一方向に定まりにくいものですね。

誰かと話していると楽しいのに
ふと疲れを感じたり

前向きになろうとしながら
同時に不安も顔を出したり。

自分の中にある感情が
きれいに一つにまとまらない感覚に
戸惑う方も多いように感じます。

でも、人の感情は
もともと重なり合うものなのだと思います。

一つの出来事に対して
安心と不安が同時にあったり
好きという気持ちのそばに
少しの苛立ちが混ざっていたり。

一つの気持ちだけで生きている人の方が
むしろ少ないように感じます。

子どもの頃は
気持ちをはっきり分けたほうが
楽だったかもしれません。

けれど大人になるにつれて
簡単に割り切れない場面が
少しずつ増えていきます。

その揺れの中で考え続けていること自体が
心の成熟なのだと思います。

割り切れないからこそ
考え続ける。

決めきれないからこそ
相手や自分を大切にしようとする。

今はまだ
答えが出なくても大丈夫。

いくつもの気持ちを抱えたままでも
ちゃんと今日を生きています。

投稿者プロフィール

柴垣 友佳里
柴垣 友佳里くれたけ心理相談室(江南支部)心理カウンセラー
愛知県の江南市を拠点に、犬山市・小牧市・一宮市などで、対面カウンセリングやオンラインカウンセリングをさせていただいています。

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