同じじゃないからこそ

たとえば
お味噌汁の具の好みが合わなかったり
布団を干すタイミングで意見が割れたり。

なんでもない日常の中に
小さな「ちがい」はたくさん転がっています。

つい、同じであってほしいと
願ってしまうけれど

ちがうって
本当は豊かなことなのかもしれません。

音の高さが違うからこそ
ハーモニーが生まれるように
似ていないからこそ
響き合える関係もある気がします。

家族や友人との会話の中で
「えっ、そんなふうに思うんだ」と驚く瞬間。

最初はちょっとモヤッとしても
あとになって、自分の中に
新しい視点が芽を出していたりする。

まるで
異なる色同士が混ざり合って
見たことのない色が生まれるように。

一つだけでは見えなかったものが
「ちがい」によって
浮かび上がってくることもあるんですよね。

もちろん、分かり合えなくて
苦しくなるときもあります。

でも、同じ地図を持っていたら
きっと冒険はできない。

予想外の寄り道があるからこそ
その人との時間が
色づいていくように思うのです。

相手との「ちがい」を
ただの違和感で終わらせずに
ひとつの物語の始まりとして見つめられたら

人との関わりは
もっとあたたかくなるのかもしれませんね。

投稿者プロフィール

柴垣 友佳里
柴垣 友佳里くれたけ心理相談室(江南支部)心理カウンセラー
愛知県の江南市を拠点に、犬山市・小牧市・一宮市などで、対面カウンセリングやオンラインカウンセリングをさせていただいています。

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