信じる芽

夕方の公園で
お母さんが子どもの靴紐を
結び直している姿を見かけました。
子どもは待ちきれずに足をバタバタ動かし
お母さんは「ちょっと待ってね」と笑っています。
そんな何気ない光景に
なんだかほっと胸が温かくなりました。
子どもが最初に出会う社会は家庭。
親が子どもにできる一番大きなことは
"信じられる人がいる" という安心を
心に残してあげることかもしれません。
家庭で感じたぬくもりが
やがて友達や先生
地域の人とのつながりへと
少しずつ広がっていくのでしょう。
とはいえ、親も人間。
忙しい毎日の中で
つい余裕をなくしてしまうこともありますよね。
でも、どんな親子の間にも
信じる力の芽は、ちゃんとあると感じます。
それを見つけようとする気持ちがあれば
それで十分なのだと思います。
「困ったね」「どうしようか」と一緒に考えるだけで
子どもは、助けてくれる人がいると感じられるものです。
そんな日々の積み重ねが
「人は信じていいんだ」という感覚を
少しずつ育てていくのですよね。
親の手を離れても
その温かさは心の中で息づいていくもの。
信頼のぬくもりを、世代から世代へ
渡していけたらいいなと思っています。
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