子どもの好きや得意を育む
柴垣 友佳里
あなたの
好きなことや得意なことは
なんでしょう？
そして
あなたのお子さんの
好きなことや得意なことは？
好きというのは
もっとやりたい！と思うような
心惹かれる感情ですね。
得意というのは
それほど労力をかけなくても
上手くできること
と言っていいかもしれません。
自分で自分の
好きなことや得意なことを
ちゃんと分かっていると
人生の選択の場面で
道を選びやすくなるのではないかな
と思います。
例えば
進路を選ぶにしても
就活するにしても
さまざまな選択肢があり
今はバラエティに富んでいますね。
そのときに
好きや得意を軸にして
考えることができたなら
それがどんな道であれ
伸び伸びと自分らしく
進んでいくことができる気がします。
でも、もし
好きや得意が分からないまま
外側の条件だけで選んでしまうと
こんなはずじゃなかった
という気持ちにもなりかねず
残念なことになりますね。
子どもの場合
“これが好き！”と
素直に感じられるように
なるためには
親御さんが
お子さんの想いや興味に
心を向けてあげることが
大切かなと思います。
“そんなふうに感じるんだね”
“やってみてどう？”
“何が一番好きだった？” など
ちゃんと話を聴いてもらえると
子どもは自分の感情に
自信がもてるようになります。
また
自分は何が得意かについても
案外気づかないもの。
自分はすんなりと
それができてしまうため
“大したことではない”
と思ってしまいがちなんですね。
なので親御さんは
どんな小さなことでもいいので
お子さんの得意なことを
見つけたら
ぜひ言葉にして
どんどん伝えてあげてください。
好き！を感じられる心と
これが得意！と思える自信を
子どもたちの中に
育んでいけたらいいですね。
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