子どもへのまなざし
もし、自分の子どものことを
“うちの子どもは◌◌◌な性格です”
と表現するなら
◌◌◌には
どんな言葉が入るでしょうか?
以前、アメリカの学校で
こんな実験が行われました。
新しい学年の始まりに
子どもたちに
特別なテストをして
その結果をもとに
どの生徒がこれから
勉強の成績が上がりそうかを
担任の先生に伝えました。
でも実際は
テストの内容も
伝えられた生徒の名前も
適当に決められたものでした。
8ヶ月後
どうなったかというと
成績が上がると言われた
生徒の方が
その他の生徒よりも
本当に成績が上がっていたのです。
子どもたちには
何も知らされていなかったのに
不思議ですね。
子どもは
【自分がどのような人として扱われるか】
に大きく影響を受けます。
冒頭の
“うちの子どもは◌◌◌な性格です”
でいうと
親御さんのとらえ方が
そのまま子どもたちに
メッセージとして伝わり
その通りの性格になっていく
ということなのかもしれませんね。
同じことを言い表すにも
プラスの言葉に置きかえるだけで
イメージがガラリと変わりますので
表現の仕方を
少し工夫してみると
いいかもしれません。
ぜひ子どもたちの力づけとなるような
まなざしを向けながら
見守っていきたいですね。
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