不登校の子どものお母さんへのサポート

母子のシルエット

ある日の新聞に
子どもの頃に不登校だった子が
大人になってから

“無理やり学校に
行かされたのがつらかった”

と、ポツリと言ったことが
親としてショックだった

という記事が載っていました。

 

その子は
今は不自由なく
社会生活を送っていて

お母さんは
それはあの頃に
なんとか学校へ行き続けたからこそ
だと思っていたからです。

子どもも同じように考えている
と思っていたのに
そうではないことを知って

お母さんは
混乱してしまったのですね。

 

最近は
学校に行く以外の選択肢もある
という考え方が
広がってきてはいますが

社会のしくみが
まだ追いついていないので

子どもが学校へ行かないとなると
親御さんはやはり
不安や心配でいっぱいに
なってしまうことでしょう。

 

無理やり学校へ行かされる
子どももつらいけれど

嫌がる子どもの姿に
胸を痛めながらも

子どものことを想って
なんとか行かせようとするお母さんも
同じくらいつらいですよね。

 

そんなとき、もし
お母さんのことを支えてくれる
誰かがいたら
どれほど気持ちがラクになるでしょう。

お母さんの心がラクになって
安心感が芽生えると
子どもにもそれが伝わって
よい方向に道が開けてくるものです。

 

我が子は今どんな気持ちなのか
どんな状況にいるのか
自分はどう接するとよいのか

お母さんと同じ目線で
時には客観的な立場から
一緒に考えてくれる人がいるだけで

余裕をもって
対処できるようになるものです。

 

お子さんが学校に行き渋っても
お母さん一人で
悩まないでくださいね。

信頼できる人に
ぜひ話してみてください。

 

まずはお母さんご自身が
大丈夫だと思えることが大切です。

私も応援しています。

投稿者プロフィール

柴垣 友佳里
柴垣 友佳里くれたけ心理相談室(江南支部)心理カウンセラー
愛知県の江南市を拠点に、犬山市・小牧市・一宮市などで、対面カウンセリングやオンラインカウンセリングをさせていただいています。

コメントはお気軽にどうぞ