私とわたし

私たちは日々
心の中でおしゃべりをしています。
「今日のあの返事、ちょっと余計だったかも」とか
「明日は洗濯物干せるかな」とか
まるで頭の中で
小さな会議が開かれているみたいに。
でも時には、その会議が
ややこしくなることもあります。
外では「いいですよ」と答えたけれど
心の奥では「ほんとは嫌だったんだよなぁ」と
つぶやいでいる。
外の顔と内側の声がずれてくると
もやもやとした気持ちになります。
人との関係をスムーズにするために
少し無理をするのは
きっと誰にでもあることだと思います。
でも、そのズレが大きくなりすぎると
まるで自分とけんかしているような
気分になってしまいます。
友達なら「ちょっと距離を置こう」ですむけれど
自分からは離れられない。
自分との関係って
ちょっとやっかいだけど
大事だなぁと思います。
もちろん、外の顔と内側の声を
いつもぴったり合わせるのは難しいものです。
けれど「あ、今ズレてたな」と
気づくだけでも少し違う気がします。
「ほんとは断りたかったんだよね」と
自分にそっと認めてあげる。
それだけで、心の奥がゆるんで
少しホッとできるのかもしれません。
自分と折り合いをつけるって
暮らしの中で欠かせない
大切な人間関係なのかもしれませんね。
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