つながりの記憶

夕方、近所の子どもたちの声が
風にのって聞こえてきました。
「おーい!」「まだ?」と
ちょっと、せっつくような呼びかけ。
その声に
なんとも言えない懐かしさを覚えました。
昔は、待ち合わせよりも
呼びに行くことの方が多かった気がします。
特別な約束があるわけでもなく
ただ「今ならいるかも」と思って
玄関先で名前を呼んでみる。
スマートフォンも
通知もなかったあの頃。
それでもなぜか
"つながれる" という確信が
心のどこかにあったように思います。
人との距離を測るよりも
感じていた時代。
相手が応えてくれるかどうかより
まずは声をかけてみる。
そんな真っ直ぐで軽やかな関わり方。
それは、素朴で
空気のように自然に
存在していたものだったかもしれません。
今は、便利さやマナーに守られた安心感もあって
それはそれでありがたいものですね。
でも時々
声を張って呼びかけるような
あの距離感がふと恋しくなるのです。
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