心の隙間
柴垣 友佳里
誰かの存在に
ぎゅっとしがみつきたくなる時が
あるかもしれませんね。
その人がそばにいなければ
立っていられなくなりそうで
深い森の中で
たったひとつの灯りを頼りに
歩いているような気がすることも。
けれど
ふと立ち止まって
振り返ってみると
“その人でなければならなかった”
のではなく
“依存できる誰かを
必要としていたのかもしれない”
と感じることもあります。
モノでも人でも、ときに
”心の穴を埋めるための何か”
になってしまうことがあります。
たとえば
夫婦関係での浮気や不倫も
その一つかもしれません。
その背景には
“この人じゃなきゃ”
という強い想いと同時に
”誰かにそばにいてほしい”
という気持ちが
静かに潜んでいたりするものです。
もしそれが
依存からくるものだとしたら
孤独や不安
そして誰かにわかってほしいという想いが
その根底に
横たわっているのかもしれませんね。
そんな想いで
心が溢れそうになった時は
どうか話しにいらしてください。
たとえ
ちゃんとした言葉にならなくても
大丈夫です。
心を見つめるプロとして
あなたのそばにいられたらと思っています。
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