心の景色をかえてみる

何か特別な理由があるわけじゃないのに
心の重さがふっと顔を出す11月。

週の真ん中はそんな気分
を抱えやすい頃でもありますね。

そんなときに役に立つ
ほんの小さな心の工夫。

それは
ひとつの出来事を別の角度から見てみること

ささやかな習慣のようなものですが
慣れてくると心がぐっとラクになります。

たとえば学生さんが
「テスト勉強しなきゃいけないのに、全然進まない…」

そんなふうに自分を責めたくなること
ありますよね。

でも、見方を少し変えてみると
「やらなきゃ」と思えている時点で
“半歩前進” のサイン。

自分のリズムに合うタイミングがくれば
スッと取りかかれる!

そんなふうに考えてみると
心が少しやわらかくなることがあります。

先日、高校生の子と話していたときのこと。

「朝、どうしても起きられない自分が嫌だ」
と言っていました。

でも話を続けるうちに
「嫌というより、“しんどい”ってサインだったんだ」
と気づいた瞬間
その子の表情がふわっと緩みました。

状況は何も変わっていなくても
“見方”が変わるだけで、胸の圧が軽くなる。

そんなことって、案外あるものだと思います。

無理に明るい方向へ持っていく必要はないけれど
"ダメだと思っていたけど、実はそうでもないのかも?"

そんなふうに思ってみるだけで
十分なんです。

出来事そのものよりも、
“どう見るか” で心の重さは変わっていく。

11月の寒さで
体が丸くなりがちな季節ですが
心だけは、のびのびと過ごしていきたいですね。

投稿者プロフィール

柴垣 友佳里
柴垣 友佳里くれたけ心理相談室(江南支部)心理カウンセラー
愛知県の江南市を拠点に、犬山市・小牧市・一宮市などで、対面カウンセリングやオンラインカウンセリングをさせていただいています。

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