二学期の扉を開けて

夏休みが終わり
新学期の始まりですね。

子どもたちも
2学期の生活に少しずつ戻ろうとしています。

けれど
長い休みの後に学校へ行くのは
想像以上にエネルギーのいること。

思春期の子にとっては
特に大きなハードルに感じられます。

大人だって
休み明けの仕事は気持ちが重くなるもの。

ましてや2学期は
一年で一番長い学期です。

「また続くのか」と思うと
果てしなく感じて
気持ちが沈むのも自然なことです。

親御さんも
「大丈夫かな」「また頑張れるだろうか」
と不安になることもありますよね。

そんなときこそ
まずは子どもの “今” を
丁寧に見てあげることが大切です。

何気ない言葉や表情に
その子なりのサインが
表れているかもしれません。

子どもは自分でも
理由が分からないまま
感情を爆発させることがあります。

だからこそ
大人の静かなまなざしが支えになります。

「見ているよ」
「分かろうとしているよ」
という姿勢が
子どもの安心につながるのです。

2学期のスタートは
同時に新しい一歩の始まりでもあります。

たとえ少しつまずいても
方法や支えは必ずあります。

子どもは少しずつ
でもたくましく
前に進んでいくと信じていきましょう。

投稿者プロフィール

柴垣 友佳里
柴垣 友佳里くれたけ心理相談室(江南支部)心理カウンセラー
愛知県の江南市を拠点に、犬山市・小牧市・一宮市などで、対面カウンセリングやオンラインカウンセリングをさせていただいています。

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