空気に飲まれない心

気づけば空気を読んでばかりいる。
そんなことって、ありませんか?

誰かのひと言に
場が一瞬、シン…となったとき

なんとなく
誰も触れない話題があるとき

「こうしておいた方がよさそう」という
雰囲気が流れているとき

そんな場面で
なんとなく分かってしまう人ほど
無意識のうちに
周囲のバランスをとろうとします。

ちょっとだけ笑ってみたり
話題を変えてみたり
うまく言葉を濁してみたり。

その場の空気を壊さないようにと
動いているうちに
自分がどう感じていたのか
どこかに置き忘れてしまう。

空気を読むことも、とても大事。

相手への思いやりでもあるし
円滑なコミュニケーションの鍵にもなります。

でも、それを続けすぎると
自分の中に
誰のものでもない空気が
少しずつたまっていくこともあるんですよね。

周囲の期待、反応、無言の圧…

あいまいなまま
見えない荷物になっていくことがあります。

だからこそ
ときには空気を読まない選択も
大切だと感じています。

あえて反応しない。
あえて話を広げない。
あえてそのままにしておく。

それが冷たいのではなく
健やかな距離感として
働いてくれることもあるように思います。

読むことと
読まないこと。

その間にある
ちょうどいいグラデーションを
自分の感覚で探していけたらいいですね。

投稿者プロフィール

柴垣 友佳里
柴垣 友佳里くれたけ心理相談室(江南支部)心理カウンセラー
愛知県の江南市を拠点に、犬山市・小牧市・一宮市などで、対面カウンセリングやオンラインカウンセリングをさせていただいています。

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