聴くという愛情

夫婦の間で交わされる会話って
何を話すかよりも
どんなふうに聴いてもらえたか
その方が心に残ることがあるような気がします。
たとえば
自分の気持ちを話そうとしているとき
相手がこちらに
意識を向けてくれていると
それだけでほっとしたり
話しやすくなったりしませんか?
けれど、もし
スマホを気にしていたり
別のことを考えていそうな表情だったりすると
言葉にしようとしていた気持ちが
すっと引っ込んでしまうこともあります。
会話って言葉以上に
その奥にある「気配」のようなものが
二人の間の空気を
つくっているのかもしれませんね。
たとえすべてを
理解してもらえなかったとしても
「ちゃんと受け取ろうとしてくれているんだな」
と感じられると
心の中で「まぁいいか」と思えたりもして。
つい助言したくなる場面でも
ひと呼吸おいて
静かに聴く時間をもてたら素敵ですね。
心が通じ合えたと感じる日もあれば
なんとなくすれ違ってしまう日もあるけれど
そういう日々を
行きつ戻りつしながら
夫婦の関係は
少しずつ丸みを帯びていくような気がします。
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