3.11の静かな祈り

あの日のことを
どんな言葉で綴ればいいのでしょうか。
どれほどの時間が流れても
あの日の空気
あの日の光景
あの日の想いは
心の奥に静かに横たわっています。
3月の風は
まだ冬の冷たさを含みながらも
少しずつ春の気配を運んできます。
けれども今日は
時間が止まったように感じる人も
多いのではないでしょうか。
どんな言葉を尽くしても
追いつかないほどの出来事
それでも人は
言葉を紡ぐことで
静かに心を寄せ合い
記憶をそっと撫でるように
今日という日を迎えます。
あの日を思うと
胸が締めつけられる人もいれば
言葉にできない想いを
抱えたままの人もいるでしょう。
それぞれの心の中に
それぞれの3月11日があります。
静かに想いを寄せること
そっと手を合わせること
心の中で語りかけること
どんな形であれ
今日のこの想いが
誰かの温もりに繋がりますように。
あの日を忘れないということは
これからを生きるということ。
それぞれの場所で
それぞれの想いを胸に
今日を過ごしていけたらと思います。
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