失敗したときは後悔すればよし
“孤独のグルメ”という
人気漫画がドラマ化され
主人公の井之頭五郎を
俳優の松重豊が演じています。
仕事の関係で
さまざまな土地へ赴くたび
地元の食堂に入って
こだわりのメニューを味わう
という内容です。
主人公はある日
浦安で洒落たカフェを
見つけます。
事前になんの情報も得ず
自分の感覚だけを頼りに
店を選ぶ主人公が
店の前でつぶやいたのが
“まずは当たって砕けろだ
失敗したときは後悔すればよし”
でした。
ただ食事をする店を
決めるだけなのに
ここまで真剣に考えるなんて
思わず笑ってしまうような
感じもありますね。
だれの評価も判断も頼らず
自分で決めるからこその
この決意。
たとえ小さなことでも
自分で決断するときは
正しく選択したい
失敗したくない
という気持ちは
確かにありますよね。
今はネット検索すれば
知りたい情報について
すぐに大勢の人の
口コミやレビューが見られる
便利な時代です。
効率よく
世の中で良いとされているものを
知ることができますね。
☆の数が多くても
自分の好みとは
ちがうこともあるけれど
少なくとも
大ハズレにはならない
中の上は期待できる
といった感じです。
そういうことに慣れているので
なんの拠り所もなく
自分で決めなければならない時は
悩みに悩んで
なかなか決められない
ということも
あるかもしれませんね。
誰にでも当たり前にある
失敗したくないという心理。
だけど
“失敗したときは後悔すればよし!”
と思うと
少しラクになる気がします。
後悔するのもコワくない
と思えてきます。
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