犬のあくび

2024年2月27日 2024年7月27日柴垣友佳里

柴垣友佳里

我が家では
オスのトイプードルを
飼っています。

飼い始めて14年になるので
人間の年齢でいうと
70代を過ぎたくらいでしょうか。

犬も歳をとれば
白内障にかかったり
足腰が弱ったりしてくるので

以前は階段を
トントントンと
軽快に上り下りしていたのですが

最近は足を踏み外して
下まで転げ落ちてくることがあり
目が離せません。

ところで
長く飼っていると
分かるのですが

犬って
よくあくびをするんです。

特に
やっちゃいけないことをして
叱られている時に。

【カーミング・シグナル】
っていうんだそうです。

不安やストレスを
感じたときに
自分を落ち着かせたり

飼い主に対して

“反省してるから
もう少し落ち着いてよ”

と、なだめたりする
気持ちの表れなのだそうです。

犬のあくびが
実はカーミング・シグナルのことも多い
ということを知ってからは

“あ、ごめんごめん
ちょっと叱りすぎちゃったね” とか

“今、不安なんだね” とか

気づけるようになりました。

犬と人間は
共通の言葉で
コミュニケーションができないだけに

ちょっとした
小さなしぐさや素振りで
気持ちを伝えたり
察したりするところが

たまらなく
愛しくて、優しくて

もう、おじいちゃん犬なんですが
可愛くてしかたがないのです。

いつまでも
長生きしてほしいなと
思っています。

柴垣友佳里くれたけ心理相談室（江南支部）心理カウンセラー

愛知県の江南市を拠点に、犬山市・小牧市・一宮市などで、対面カウンセリングやオンラインカウンセリングをさせていただいています。