世代をつなぐ敬老の日

敬老の日と聞くと
真っ先に思い浮かぶのは
父と母のこと。

父は体こそ思うように動かなくなっても
気持ちは昔と変わらずかくしゃくとしています。

新聞を片手に
「今の政治はなぁ」なんて語る姿は
若い頃の勢いそのままです。

母もまた元気で
クロスワードに挑戦しては
「頭はまだ若いでしょ」と誇らしげ。

二人を見ていると
年齢というものは体と心では
別のスピードで進んでいくのだと感じます。

そんな二人に
「元気でいてね」と思う一方で
孫から見れば、私もすっかり敬老枠。

本人は「まだまだ」と思っていても
さて、実際はどう映っているのでしょうか(笑)

考えてみれば敬老の日は
祖父母や親に
感謝する日であると同時に

自分自身の老いをユーモラスに受けとめる日
でもあるのかもしれません。

年を重ねると失うものもあるけれど
代わりに笑い話の種がどんどん増えていく。

家族で笑い合えることこそ
一番の贈り物なのだと感じます。

敬老の日は
父母に「ありがとう」を伝えながら

自分も "どんなふうに年を重ねていきたいか" を
静かに思い描いてみる

そんな日になればいいなと思っています。

投稿者プロフィール

柴垣 友佳里
柴垣 友佳里くれたけ心理相談室(江南支部)心理カウンセラー
愛知県の江南市を拠点に、犬山市・小牧市・一宮市などで、対面カウンセリングやオンラインカウンセリングをさせていただいています。

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