心のブレーキとアクセル

「もう無理」と思ったとき。
それは、体も心も
ギブアップのサインを出しているのかもしれません。
走り続けたマラソンの終盤
息が苦しくて
足も重くて
そのまま無理を重ねれば
倒れてしまうのは目に見えています。
だから、一度
立ち止まることも大事です。
一方で「面倒くさいな」というとき。
これは
私の中では少し違うサインです。
面倒くささは
たいてい始めるまでが一番大きな山。
掃除も運動も書類整理も
やり出せば案外すぐ終わったり
むしろ夢中になってしまうことさえあります。
やらなきゃ、やるべき、やる方がいい…
今日はやめて、明日にしようかな…
そんなやり取りを
頭の中で何度も繰り返しながら
とりあえず手をつけてみる。
すると、5分後には集中していて
終わった後は「やってよかった」という
達成感が残ることが多いのです。
面倒くさいときは
疲れや限界というよりは
やるまでのエンジンが
かかりにくいだけなんですね。
だからこそ
まずは小さく始めてみるのがおすすめです。
「もう無理」と「面倒くさい」
二つのサインを聴き分けながら
無理をしすぎず
でも、サボりすぎず
自分にちょうどいいペースで
進んでいきたいですね。
投稿者プロフィール

予約をする(空枠確認)とお問い合わせ
柴垣 友佳里のカウンセリングのご予約確認(24時間対応) ※お電話によるご予約は、 電話による予約方法(フリーダイヤル)でご確認ください。