夏休みの記憶

学生の頃は
あれほど待ち遠しかった夏休み。
それがいつの間にか
大人になった今では
どこか遠い言葉のように感じられます。
ふとよみがえる、昔の夏休み。
麦茶の冷たさ
夕立の匂い
ラジオ体操のスタンプカード
なんてことのない、セピア色の記憶です。
子どもの頃の夏休みは
時間の使い方を自分で決められる
自由の象徴のようでした。
宿題を後回しにするスリルも
昼間に居眠りする心地よさも
どれも自分で選べる自由の中にいました。
思えばそれは
小さな自律を練習する期間だったかもしれません。
今はもうまとまった休みを取るのは難しくても
夏休みの空気を
少しだけ味わうことはできるはず。
お昼にかき氷を食べる
昼下がりに読みかけの本を開く
浴衣を着て近所に涼みに出かけてみる…。
少しだけ自分に
夏休みっぽさをプレゼントしてあげる。
日々の中で
つい忘れがちな遊び心を
夏は思い出させてくれる気がします。
今年の夏
あなたはどんな
夏休みを見つけますか?
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