甘やかしの力

たとえば
友人が疲れた顔をしていたら

「たまには美味しいものでも食べて!」
「何もしない日をつくってもいいんじゃない?」

そんなふうに声をかけることに
抵抗なんてありません。

むしろ、ごく自然に
やさしい気持ちが湧いてくるものです。

けれど、そのやさしさを
自分に向けようとすると
なぜか急に
ブレーキがかかってしまうことがあります。

「ご褒美」とか
「頑張ったから」とか
何か理由をつけないと許されないような気持ち。

「自分を甘やかすと、だらけてしまう」

そんな思い込みが
いつのまにか根づいてきたのかもしれません。

でも、思うんです。

自分のご機嫌をとるって
誰かにやさしくするための
土台になっているのではないかと。

ご褒美や特別な理由がなくても
ただ、ホッとすることを
自分に許してあげる。

そんなささやかな
自分へのメンテナンスを大事にすることが

心の奥に眠っている
生きる力にスイッチを入れる
きっかけになるのかもしれません。

投稿者プロフィール

柴垣 友佳里
柴垣 友佳里くれたけ心理相談室(江南支部)心理カウンセラー
愛知県の江南市を拠点に、犬山市・小牧市・一宮市などで、対面カウンセリングやオンラインカウンセリングをさせていただいています。

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