生き方は自分次第

先日、久しぶりに会った
友人と話していたときのこと。

コーヒーを飲みながら
話題は子ども時代のことへ。

彼女は、昔から
どこか輪に入りきれない感覚があったそうです。

家でも学校でも
いつも少しだけ周りとズレているような
感覚がしていたと。

だから大人になってからは
無理に誰かに合わせるのではなく

心地よい距離感で人と関わる
自由な生き方を選んだのだと
話してくれました。

そんな彼女の話を聞きながら
別の女性との会話を思い出していました。

その人も似たような
幼少期の感覚をもっていたけれど
少し違う道を選択していました。

彼女は、どんな場所でも
自然に馴染めるように
自分を調整しながらふるまってきたそうです。

にこやかに話し
空気を読むのが得意。

でもときどき
自分の気持ちが置き去りになっているような感覚に
気づくこともあると語っていました。

似たような体験をしていても
その後の選択は本当に人それぞれ。

大切なのは過去そのものではなく
「そのとき何を感じたか」
「どう受け止めたか」
なのかもしれません。

経験の解釈は一つではないし
そこからつくっていく
未来のかたちも自由です。

誰かと同じ道を歩かなくても
自分だけのかたちで
人生をつくっていっていいんですよね。

どんな生き方にも
ちゃんとその人だけの
理由があるように思います。

投稿者プロフィール

柴垣 友佳里
柴垣 友佳里くれたけ心理相談室(江南支部)心理カウンセラー
愛知県の江南市を拠点に、犬山市・小牧市・一宮市などで、対面カウンセリングやオンラインカウンセリングをさせていただいています。

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