ゆっくり目覚める朝

冬の朝
カーテンのすき間から光が入ってきても
なかなか体が起きてくれないことがあります。

布団のぬくもりと
外の空気の冷たさの間で
心がまだそこにとどまっているような時間。

「起きられない朝」は
心が動き出す前の
自然な静けさのように感じられます。

冬は気温だけでなく
感情のリズムもゆっくりになり
エンジンがかかるまで少し時間が必要。

布団の中でぼんやりしているとき
心の奥では
昨日の疲れがゆっくり溶けていたり
今日の自分に向けて調整が行われていたりするのです。


そんなときは、布団の中てモゾモゾしながら
「そうだよね、冬だもんね」と
自分にちょっとだけ優しくしてあげてくださいね。

面白いことに一度起きてしまえば
外の空気に触れたり
朝の光を感じたりするだけで
心は少しずつ動き出していきます。

今日も、ゆっくりで大丈夫。
冬の朝は、自分のリズムを感じ取る大事な時間。

そのままの自分を抱きしめながら
あなたのペースで一日を始めてみてください。

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投稿者プロフィール

柴垣 友佳里
柴垣 友佳里くれたけ心理相談室(江南支部)心理カウンセラー
愛知県の江南市を拠点に、犬山市・小牧市・一宮市などで、対面カウンセリングやオンラインカウンセリングをさせていただいています。

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