一言の重み

たくさんの人に
優しい言葉をかけてもらったはずなのに
一つだけ引っかかる言葉があると
そればかりが頭の中を
ぐるぐる回ってしまうことがあります。
気にしすぎだと思っても
思い出すのはその一言ばかりで
他の優しさがかすんでしまうような感覚。
人の言葉って思っている以上に
心の奥に残るものなんだなと感じます。
その一方で
自分が何気なく口にした言葉が
相手の中にどう残っているのかは
つい見落としてしまいがちかもしれません。
悪気はなかったし
軽い気持ちのつもりだった。
それでもあの一言が
相手にとっては重たかったかもしれない。
もちろんいつも
完璧に言葉を選ぶのは難しいし
すれ違いが起きるのも自然なこと。
でも、自分が
傷ついた経験があるからこそ
誰かの表情や声に
少しだけ敏感になれるのかもしれませんね。
うまく伝わらないこともあるけれど
それでも
関係をあたためていく手がかりは
いつでも日々の
小さな気づきの中にあるような気がします。
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