心の衣替え

先日、衣替えをしようと
クローゼットの奥に手を伸ばしたとき
去年着ていた服が目に入りました。
袖を通してみたら
あまりしっくりこなくて
あれ?こんな感じだったっけ…と
首をかしげてしまいました。
衣替えのたびに
そんなふうにして見送る服が
いくつかあります。
着られないわけじゃない。
汚れてもいない。
だけど
もう今の自分には合わない気がして
そっとたたんで手放す。
少し寂しいけれど
同時にすっきりする瞬間でもあります。
心の中にも
同じようなことがある気がします。
以前は必要だった考え方
そうするしかなかった習慣
それに守られてきたことも確かだけれど
それが窮屈になっていることもあったりします。
我慢してきた思い
誰にも言えなかった怒りや悔しさ
言葉にならなかった悲しみ
それらをずっと抱えてきたからこそ
今の自分がある。
でも、そろそろ
それらを少しだけ「たたむ」時期が
来ているのかもしれません。
もう十分、頑張ってきたから。
もう十分、耐えてきたから。
誰にも見えないところで
踏ん張ってきたあなたが
これから軽やかに歩いていくために。
新しい季節の服を選ぶように
これからの自分に似合う
"心のあり方"を
ゆっくり選び直してみてもいいのかもしれませんね。
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