心の角度を変えてみる

小さなただの石ころも
ある人にとっては
大切な人からもらった
思い出の石だったり
願いを込めて拾った
お守りだったりすることがあります。
モノにいろんな見方があるように
人の気持ちや価値観にも
それぞれの ”見え方” がありますね。
ある人には輝いて見えるものが
別の人にはなんでもないものに映ったり。
どちらが正しい
間違っているということではなく
ただ見えている面が
違っているだけなのかもしれません。
自分の感覚を
「これが正解」と思いたくなるのは
ごく自然なこと。
ただ、それだけが
唯一の見方だと思い込んでしまうと
ちがう景色を見ている人のことを
理解しにくくなってしまいますね。
「どうしてそう感じたのかな」
「あの人には、どんなふうに映っているのかな」
そんなふうに
少し想像してみることで
心の景色が広がることがあります。
角度を変えて見てみたら
思いがけない一面が
見えてくるかもしれません。
誰かの “大切” は
その人の物語の一部。
その物語に
ほんの少しでも
想いを寄せてみることができたら
この世界は
また少しやわらかく映るような気がします。
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