心の化学反応を信じてみる

テーブルに付いた油性ペンのインク
ゴシゴシこすっても
なかなか落ちないことがありますよね。

水も洗剤も歯が立たない。

でも、ふとした拍子に
除光液やアルコールを試してみたら
スルリと消えてしまう。

あれだけ苦戦していたのに
まるで魔法みたいに。

これって
意外といろんな場面で
起きることのような気がします。

力任せに何かを変えようとしても
うまくいかないのに
ちょっと別の視点から働きかけると
あっさり動くことがある。

例えば
子どもが宿題をしたがらないとき

怒るより
「一緒にゲームみたいにやろう」と提案すると
意外と乗ってきたりします。

職場でも命令されるより
「あなたの意見を聞きたい」と言われた方が
やる気が湧いたりしますよね。

それはきっと
モノとモノ、人と人の間にある
【化学反応】みたいなもの。

強引に動かそうとするより
適切な相性や
環境を整えることで

思わぬ変化が起こることがあります。

心理カウンセリングも
それに似ているかもしれません。

自分では
どうにもならないと思っていたことが

ちょっとした気づきや
視点の変化で
ふっと軽くなる。

そんな瞬間があるんです。

こすっても落ちなかったインクが
ある瞬間にスッと消えるように

心の中の引っかかりも
ふとしたきっかけで
ほどけていくものなのかもしれませんね。

投稿者プロフィール

柴垣 友佳里
柴垣 友佳里くれたけ心理相談室(江南支部)心理カウンセラー
愛知県の江南市を拠点に、犬山市・小牧市・一宮市などで、対面カウンセリングやオンラインカウンセリングをさせていただいています。

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