声にのせる遊び心

人前で話すとき
どうしてあんなに緊張するのでしょう。
小学校の自己紹介や
大人になってからのスピーチ
声がうわずったり
言葉が出てこなかったりすると
「穴があったら入りたい」と思ったものです。
思い出すのは
子どもの頃に家で練習していた時間。
イントネーションを変えてみたり
漫才風に話してみたり
それが意外と楽しくて
笑いながら声を出せていました。
人は「失敗してもいい」と思えるときには
自由に動けるのに
「絶対に失敗できない」と感じたとたん
言葉が固まってしまう。
遊びと仕事のちがいにも
どこか似ていますね。
遊びの場では失敗も笑い話。
でも仕事や本番となると
ミスが大きな重荷になる。
けれど、本番の中にも
少しだけ "遊び" を残せたら…。
「まずは言ってみよう」
「うまくいかなくても、笑ってしまえばいいか」
そう思えるだけで
肩の力が抜けて
自然な声が出てくることもあります。
完璧を求めすぎるほど
かえってぎこちなくなるもの。
けれど遊び心を少しもてたとき
むしろ上手くまとまっていくような気がします。
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