対等なつながり

「自分が我慢すればいいだけだから」

そんなふうに思って
周りの人との関係を続けている方がいました。

何気ない言葉に傷ついても
"悪気はないから" と自分に言い聞かせたり

ほんの少し無理をして
合わせているだけのつもりが
いつの間にかそれが日常になっていたり。

我慢には
関係を大切にしたいという気持ちが
込められていることもあります。

でももし
自分の本音や
大切にしたい感覚を
ずっと奥にしまい込んでいるのなら

"そのままでいて本当に大丈夫?" と
一度立ち止まって
本当の気持ちと向き合ってみてもいいのかもしれませんね。

繰り返す我慢は
いつしか自分自身を
すり減らしてしまうこともあります。

そしてそれは
相手に「それで問題ない関係なんだ」と
思わせてしまうことも。

人と人の関係は
どちらかが耐えるものではなくて
お互いに心地よさを分かち合うものですよね。

自分の気持ちを伝えると

相手を傷つけてしまわないか
関係が壊れてしまわないか

そんな思いがよぎるかもしれませんが

自分の気持ちにフタをしたままの関係は
本当に"良い関係" と言えるのかどうか。

もし今
「頑張りすぎているかもしれないな」
「自分ばかり我慢している気がするな」

そんなふうに感じる ことがあるなら
その感覚をどうか
見過ごさないでくださいね。

我慢ではなく
対話でつながれる関係が
きっとあなたと周りの人を
より自然にやさしく包んでくれるはずです。

投稿者プロフィール

柴垣 友佳里
柴垣 友佳里くれたけ心理相談室(江南支部)心理カウンセラー
愛知県の江南市を拠点に、犬山市・小牧市・一宮市などで、対面カウンセリングやオンラインカウンセリングをさせていただいています。

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