箱庭療法で映し出す心の風景

言葉にならない気持ちを箱庭に
うまく言葉にできない気持ち、ありませんか?
「何がつらいのか自分でも分からない」
「言葉にしようとすると涙が出てきてしまう」
そんな思いを抱えている方は少なくありません。
箱庭療法では、小さな人形やパーツを使って、自由に箱の中に世界をつくっていきます。話すことがむずかしい時も、自分の内側とそっとつながれる、そんな優しい方法のひとつです。
箱庭を通してたどる心の足あと
「ただ並べていくだけなのに、不思議と心が落ち着く」
箱庭をつくる時間は、誰に見せるためでもなく、正解を探すものでもありません。思いつくままに手を動かしながら、自分の中にある思いと少しずつ向き合っていく時間です。ときには思いがけない風景が生まれたり、過去の記憶がふとよみがえってきたり。自分の気持ちをそっと見つめ直す、温かなひとときになります。
小さな世界が語る内なる物語
できあがった箱庭は、まるで今の心の中を映し出したような風景になります。そこには、自分でも気づいていなかった想いや、忘れていた感情が隠れていることもあります。言葉では語りきれない物語が、ひとつの形として目の前に現れるとき、見えてくるものがあります。そこから、心の整理が少しずつ始まっていきます。
箱庭療法と心理カウンセリングの優しい対話
箱庭療法では、カウンセラーと一緒に箱庭を見ながら、必要に応じて言葉を交わしていきます。無理に話さなくても大丈夫。ときには沈黙をはさみながらも、あなたのペースで進んでいく対話です。箱庭があることで、安心感が生まれ、自分の気持ちと自然に向き合えるようになっていきます。こころに寄り添う対話が、静かに始まっていきます。
もし今、うまく言葉にできない何かを抱えていらっしゃるなら、その想いを箱庭の中にそっと置いてみるところから始めてみませんか?
箱庭療法をご希望の方へ
箱庭療法をご希望の方は、ご自宅への訪問または、レンタルスペースでのご予約をお願いいたします。当日は、持ち運びのできる少し小さめの箱庭をお持ちいたしますが、内容にはしっかりと対応できる仕様となっておりますのでご安心ください。
なお、箱庭療法を取り入れた場合でも、料金は通常のカウンセリングと同じです。ご予約の際は、メッセージ欄に「箱庭療法希望」とお書き添えていただけますよう、お願いいたします。