親なのに、どうしてこんなにわかり合えないんだろう

すれ違う想い、近くて遠い存在

どこかで「親とはこうあるべき」と思っているのに、実際はまるでかみ合わなかったり、話すたびに気持ちがザワザワしたり…。

周りには「親なんだから大切に」と言われても、心の中には整理のつかない思いが渦巻いていたりしますよね。

「もう大人なのに、なんでいちいち気になるんだろう」と、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。でも、そう感じてしまうのには、きっと理由があります。そうやって悩むあなたの気持ちには、ちゃんと意味があるのだと思うのです。

 自分の気持ちに気づくところから

「親との関係をよくしたい」と願っても、どこから手をつけていいのか分からないことってありますよね。

関係を変えるって、相手の言動だけを見つめるのではなく、自分の中の "もやっ" とした感情に目を向けてみることも大切です。

「ほんとはこうしたかった」「あの時、わかってほしかった」——そんな小さな本音を見つけていくことが、ゆっくりとした変化につながっていくことがあります。

まずは、自分の心にやさしく触れてあげることから、始めてみませんか？

あなたの気持ちを、いちばんに

誰かに話してみることで、ずっと胸にしまっていた思いが、少しずつほどけていくことがあります。"どうしてこんなに苦しかったのか" が少しわかるだけでも、自分にやさしくなれたり、気持ちが軽くなったりすることがあります。

安心できる場所で、自分の気持ちを言葉にしてみること。その積み重ねの中で、親との関係をどうしていきたいかが、自然と見えてくることもあります。

あなたの心が、あなたにとって心地よいかたちへと整っていきますように。