子どもの前で、どうふるまえばいいのか分からない。

子どものことを思うからこそ、迷いや葛藤が生まれます
夫婦の間にすれ違いや不満があっても、「子どものために」と思うと、簡単には向き合えないことがありますよね。
ふとした沈黙や言い合いのあと、子どもの表情が曇っていたり、何も言わずに気を遣っているように見えたりすると、胸が締めつけられるような思いになる方もいらっしゃるかもしれません。
家族としての時間は続いているのに、どこか満たされない。けれど、子どもの笑顔を見るたびに「今はこのままでいいのかも」と思ってしまう。
そんな迷いや戸惑いを抱えているあなたのことを、私はとても大切に思います。
まずは、親である前に、自分自身の心にも目を向けてみる
子どものことを一番に考えるからこそ、ご自身の気持ちを後回しにしてきた方も多いかもしれません。でも実は、大人が安心できていることが、子どもの安心にもつながっていくものです。
夫婦の関係をどうしていきたいか。今のままで感じていることは何か。
少しずつでも言葉にしていくことで、心の中にあった本当の気持ちに出会えることがあります。それは、子どもの未来のためにも、ご自身のこれからのためにも、とても大切な一歩になります。
「こうしたい」と思える気持ちに、そっと光をあてていけたらと思います。
親子の心が、あたたかくつながるためにできること
心理カウンセリングでは、ご夫婦のこと、親としての悩み、そしてお子さんとの関わりについて、安心できる空間でゆっくりとお話しいただけます。
ご自身の思いや葛藤を整理していくうちに、これまで気づかなかった視点や、ふたりで築いてきた関係の中にある “よかったこと” にも目が向けられることがあります。
お子さんの前でどうふるまえばよいのか、言葉にできない心の動きにどう寄り添うか――
一緒に探っていくことで、家族のあたたかいつながりが少しずつ見えてくることもあります。
今感じている気持ちを、そのまま持ってきていただけたら嬉しいです。